藤原定成という人物は、教科書で習った、あの「藤原氏」の一族で、藤原道長などを輩出した藤原北家、その中でも、平安時代に「書画の三大名手＝小野道風・藤原佐理・藤原行成の三名＝三蹟」と言われた藤原行成を初代とする世尊寺流の当主を鎌倉時代中期に勤めた書道の名人で、その為、「世尊寺定成」と呼ばれてます。

藤原定成は、鎌倉時代に天皇の指示で編纂された勅撰和歌集「玉葉和歌集」を後世に伝えるための清書を依頼されたほどの書道の名人で、さらに時代が下ると、こういう「書道の名人の筆蹟＝その人が書いた手紙や和歌、文章など」を芸術品として額に入れたり、書道のお手本として飾る文化が芸術界に根付いていきました。これを【古筆】といいます。

今回ご紹介するのは世尊時定成の手紙を表装したもので、鎌倉時代の作品と考えられます。歴史的にも価値のある「なんでも鑑定団」級のお宝を、是非この機会にご自分の物にされてください。

商品状態：
BC

サイズ：
【本体サイズ】
縦：約22.5cm
横：約11cm
『額装入りサイズ』
縦：約46cm
横：約38cm
厚さ：約1cm
※誤差はご容赦ください

付属品：
額
展示ロープ
解説新聞記事












制作技法：
肉筆

ダメージ箇所：
非常に古いもののため、額や額装にも痛みや変色はありますが、そのまま展示可能な状態となっております。

※中古品ですので、記載のない僅かなダメージがある場合もあります。予めご了承ください。