ニメ『ピンクパンサー』と聞いて、懐かしい、と思う方より「何それ?」と思う方の方が多いと思うので、改めて解説させて頂きます。 もともとは1964年公開のアメリカの実写コメディ映画『ピンクパンサー』の予告やイメージ映像、映画オープニングアニメーションに使われた作品だったのですが、人をちょっと小馬鹿にしたような飄々としたピンク色の豹と、どこか野暮ったいクルーゾー警部のアニメでのやり取りが、トムとジェリーを彷彿とさせるよなドタバタ感と、ピンクパンサーのキャッチ―なデザインが多くの観客の心を掴み『このアニメ作品を見てみたい』という声が高まったため、 ? このアニメーションを担当したアニメーターのフレッツ・フレレングとデヴィッド H.ディパティエを原作者として、1964年から1980年までに124本短編アニメ作品が作成・公開され、その後もカートゥーンネットワークで何度も再放送されたり、日本でもケーブルTVのアニメ番組や地方TV局のアニメコーナーで何度も放映されたり、文房具やぬいぐるみ、携帯ストラップが作成されヒットしたことから、多くの人の思い出に残り、 ? その代表的な事例として、2005年に歌手の安室奈美恵がアルバム「Queen of Hip Hop」の中の「Wo Wa」という曲のミュージックビデオにピンクパンサーを登場させ、安室をモチーフにしたガールピンクパンサー・オリジナルキャラ“アムロ・パンサー”と共にダンサー達とチアガールに扮しプールサイドで踊るこのミュージックビデオはMVA(SPACE SHOWER Music Video Awards 06)“FEMALE VIDEO WINNER”に選出された事からも認知度が上がり『アート・アイコン』としての認知度を得るようになりました。 ? ちょうどその頃、アニメの制作方法がアナログからデジタルに変わり始め「セル画」を用いた制作方法が廃れ始めたことから、フレッツ・フレレングが【二つとして同じものが無いセル画】を額装し、シリアル番号等を入れず(シーンが同じで似たものはあっても同じものは無い為)発売したところ大ヒットし、アートシーンの常識を塗り替え、そこから、日本のアニメ作品のセル画も「アート作品」として扱われるようになったと言われています。 ? ご紹介する「ピンクパンサーのピンクスパゲティ」は、ピンクパンサーがスパゲティを食べようとして、絡まるといったコミカルなシーン(1970年代には「スパゲティを食べようとして絡まる」「バナナで滑る」は、アニメの代表的なコミカルシーンでした。)のセル画を額装し、アート作品にしたものですが、近くで見ると立体的に描かれたアニメ画は、新鮮な驚きを与えてくれます。今回の絵画は、美術品ディーラーをされていたお客様が大事に保管されていたものを、弊社で特別価格にて販売するチャンスを得る事が出来ました。 ? お部屋やオフィスを彩る、ちょっとコミカルで希少なアート作品コレクションを、この機会にぜひ手に入れてください。
バスト:約92cm ウエスト:約76cm
ヒップ:約91cm 股下:約88cm
バスト:約80cm ウエスト:約58cm
ヒップ:約85cm 股下:約85cm