朝倉南陵。山口県の方と骨董ファンの方以外には、あまり馴染みのない画家だと思います。しかし「毛利家最高のの御用絵師」の肩書は伊達ではなく、明治になって山口県＝長州藩の人達が政府の要人になり、その自宅などに彼らの「郷土最高の絵師」であった朝倉南陵の絵が多く飾られたことから、東京でも評判を呼び、多くの名士の邸宅の床の間の掛け軸などに、朝倉南陵の絵は選ばれてきました。

今回ご紹介する水墨画も、本来は豪邸の欄間画（ふすまの上を飾る絵画）か玄関画だったと思われます。画面だけを見ると、只野澄江にしか見えないと思いますが、書かれた時代は1800年代と伝わっているので、220年前の絵画がこんな状態で現代に伝わっていることに、まず感動を覚えると思いますし、次世代に伝えるべきお宝だという事も御理解も戴けると思います。

本来ならば博物館、美術館に展示されていてもおかしくない品ですが、今回は御縁があって弊社にお譲り戴けました。今回はその御縁にも感謝しつつ、弊社も特別価格で皆様にご提供させて頂こうと思います。まさに「お宝級」の子の逸品を、ぜひ、この機会を逃さず手に入れてください！

商品状態：
BC

サイズ：
【本体サイズ】
縦：約34cm
横：約108cm
『額装入りサイズ』
縦：約45.5cm
横：約124cm
厚さ：約1.5cm
※誤差はご容赦ください

付属品：
額
展示ロープ

制作技法：
水墨画

ダメージ箇所：
額に傷や汚れ、裏面に焼けはございますが、
絵画自体に傷みは無く、額装もそのまま展示可能な状態になっております。

※中古品ですので、記載のない僅かなダメージがある場合もあります。予めご了承ください。