ヒロ・ヤマガタ。山形博導ではなく、ヒロ・ヤマガタの名と作風で世界中に知られるこの作家は、１９７３ 年にパリの画廊と契約した時から、ヨーロッパの様々な国々で個展を開催し、ヨーロッパ中に 『ヤマガタブーム』を巻き起こした後、１９７８年にアメリカに拠点を移し、100色以上もの 鮮やかな色をちりばめた独自のシルクスクリーン技法で様々なアート賞を受賞、オリンピック 公式作品も発表し、ポスターアーティストとして最高の成功をおさめます。

2020年現在は絵画作品の発表やアーティストとしてではなく、レーザー光線を使った舞台演出 を中心とした活動をしているため殆ど絵画作品を発表しないので、現在は新作発表が少ない分、 1990年〜2000年代に一世を風靡した『ヒロ・ヤマガタのシルクスクリーン』は、お洒落なオフィスや 有名カットスタジオ、デザイナーズマンションのエントランスの一角を多く占めて来たため、 みなさま一度は拝見したことがあると思います。当時の平均価格は￥500,000以上でした。

今回ご紹介する『ウインター・オブ・モンマルトル（冬のモンマルトル）』は、ヒロ・ヤマガタ氏の後期の代表作である『夜景』『花火』『ネオン』に至る前の、フランスの首都・パリの絶景スポット「モンマルトルの丘」が白銀の雪景色に覆われる様子をシルクスクリーンで描いた原則的な作品で、その余りの人気の為に、限定版画完売以降も再販を望む声が多数上がったものの、1990年当時、限定販売にこだわっていた山形博通氏の意志は固く、再販に応じない代わりに、特定の画廊のオリジナル版画として、彼がサインしたシルクスクリーンを「特別作品」として販売しました。後に限定ポスターや、復刻版画は発売になりますが、本作品はそれらとは一線を画す「限定版と同じクオリティを持った特別作品」として成立しています。

今回ご紹介する作品は、ヒロ・ヤマガタのコレクターの方から「十分楽しませてもらったので、次の方にお譲りしたい」と、非常にリーズナブルな条件で譲って頂きました。まるでモンマルトルの冬景色を窓から眺めているような錯覚に陥る、ずっと眺めていたくなるようなこの素敵な一枚を、是非このチャンスを逃さずに、特別価格で手に入れてください！

商品状態：
A

サイズ：
縦：約43cm
横：約56cm

『額装サイズ』
縦：約59cm
横：約65cm

※誤差はご容赦ください

付属品：
額装
展示ロープ
保存袋

制作技法：
シルクスクリーン

ダメージ箇所：
額装に多少の傷や裏面に焼けはありますが、このまま展示可能な非常に綺麗な状態の作品です。

※中古品ですので、記載のない僅かなダメージがある場合もあります。予めご了承ください。